大使

スリランカ民主社会主義共和国大使館

サンジーヴ・グナセーカラ - 駐日スリランカ大使

来歴

サンジーヴ・グナセーカラは、スリランカのコロンボ第4 地区で生まれ、1 年生から12 年生までコロンボ ロイヤルカレッジに通う。学生達の間でリーダー的な存在だったグナセーカラは同学校でのあらゆる活動に 熱心に取り組む。 1981 年から1982 年まで、マーチングバンド部に所属し、トランペットの演奏に情熱を 注ぐ一方で、仏教同胞団の会長も務める。 200 メートル走でクマラン・グナラトネ賞を受賞し、同学のト ラック競技のスター選手となる。 1982 年から1983 年まで、学内クリケットチームの「アンダー19- SecondXITeam」の一人に選出される。 1984 年、グナセカラは毎年恒例のロイヤル-トミアンクリケット の試合において10 名の共同キャプテンの1 名に任命される。陸上競技や課外活動もさることながら、学業 においても優秀な成績を収める。文武両道、かつ優れた人物であるとして1983 年及び1984 年ともに監督 生に選ばれる。卒業後、グナセーカラはマハポラ奨学金を獲得した上でスリジャヤワルダナプラ大学に入学 するも、米国の大学へ進学することを決意。

4 年間の奨学金を得て、ウィスコンシン州のベロイト大学へ入学。経済学と経営学および国際関係の文学士 号を取得。 1989 年にベロイト大学を卒業後、カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校で経営学修士 (MBA)を取得。

米国民間企業の会計士として勤務する傍ら、1995 年にはファイナンスMBA を取得。MBA の知識と業界での 経験を活かし、順調にキャリアを重ね、2 つの異なる会社の最高財務責任者に就任。2000 年に勤務した会 社の最高経営責任者に就任の後、2001 年に自身の事業を開始。

キャリア

1998 年以降、南カリフォルニア全域で商業用不動産を取得し、自身の不動産会社をわずか2 万ドルで立ち 上げた。同社は3 か国、8 都市で展開する年商6,000 万ドル(約61 億円)企業へと成長。 事業内容は、 不動産建設、商業用地取得、私立学校の運営などがある。 その私立学校は南カリフォルニアの12 か所で計 2,000 人以上の生徒を抱え、270 人以上の教師とサポートスタッフを雇用している。

慈善活動

ビジネスの他に、慈善活動にも情熱を傾けてきた。グナセーカラは、その生涯を通じて、母国スリランカの ために数多くの慈善団体に所属し、2008 年にはスリランカ財団からスリアメリカン年間最優秀賞を受賞。 身体障害者や傷痍軍人に医療およびリハビリテーション支援を提供する団体であるRanaviru Foundation USA の実行委員会に所属。そこでもリーダーシップを発揮し、スリランカの退役軍人の為の住宅の資金とし て15 万米ドル以上を集める。さらにFoundation of Goodness の実行委員会にも所属し、スリランカ北部に おけるスポーツ施設の建設費用25 万ドル以上の調達に成功。

ロサンゼルスで最大の仏教機関の1 つであるランカラマ仏教施設の創設メンバーの1 人であり、同機関の会 長に就任。また、2004 年のスマトラ沖地震の被害者へ、25 万ドル (約2,600 万円) 以上を調達すること に尽力。39 軒の家屋と32 フィート (約9.7m) のアウカナブッダ像のレプリカで構成されるモデル村、ネ ルンポクナワッタ・インダウワを建設。このプロジェクトは153 日間で完成。津波被害者に引き渡された2 番目のプロジェクトとなる。また、日曜学校と有料授業を提供するコミュニティセンターを設立。「サンジ ーヴ&マニル グナセーカラ基金」は、過去20 年の間に120 人以上の学生の学校や大学への進学を援助し てきた。夫妻は、基金を通じて4 名の医師と多くの専門家を輩出し社会貢献の一助となるこの活動に喜びを 見出す。

近年では2020 年に、6 歳以上の僧侶20 人以上を住まわせる700 年の歴史ある寺院と、「サダギリガァラ・ ヴィハーラ」と呼ばれるセラ・カタラガマ近くのアーランニヤ(寂静処)を自らの手で改修。約23 年間の起 業経験を経て、南カリフォルニアでの事業から退いたのち、現在、駐日スリランカ大使に着任。大使として 祖国に貢献すべく、両国の架け橋となることを目指す。